2013年 10月 25日
やっぱり荒雄はタフコンになっちゃうわけですよ
「江合川 轟のテレメーター」は32cm。
この数値ならば、濁りが無ければ何とかドライでいける水位。
との事で、台風27号の雨で増水してまた暫らく駄目になってしまう前に、増水&濁り覚悟の荒雄C&Rエリアへ、ようやくのことで行ってきました。 気温12度 水温11度 無風 真っ暗ドンヨリの霧雨
幸いにも濁りは思った程でもなく、葦際に目を凝らすと・・・見える!早々に魚影発見。
逸る心を抑えつつ、リールからラインを5回ジージーと引き出し、ロッドのしっぽを岸際の葦へひょいと引っ掛け、水面下50cmに漂う魚の影をチラチラと横目で見ながらガイドにラインを通していく。
シーズン中もしょっちゅうやってる事なんだけど、ここ荒雄でだと雰囲気も気分もちょっと違って気が引き締まる。
特に今日は新作ロッドの本格的なテストデビューなのでまた格別だ。
久しぶりに張り替えた新品のマキシマ3X12Ftに、クレハシーガーグランドマックスの0.8を2Ftと、0.6を3Ftばかし継ぎ足して、ふぅ、と一呼吸。
しかしこういうのは家でやっとけよ!っていつも思うんだけど進歩が無い。
さて1投目はやっぱりカメちゃんかな。
心の中で(いや多分、顔にも出てるな)ニヤニヤしながらフライをティペットに結び付け、4・5匹見えている虹鱒の列の1mほど上流にカメ虫パターンをぽとりと落とす・・・おっ完璧!ティップ感も合格。
さぁ来い、なるべくデカイヤツ!
そしてカメムシフライが魚の列の先頭に差し掛かる、生唾ゴクリ。
1匹目・・・えーっと、ゴミか。 2匹目・・・喰えないの? 3匹目・・・ゴミなのね? 4匹目・・・ゴミなんだってさ。 5匹目・・・ふーん。 俺・・・ぇええええっ?!なんで、何でだよ?その表情って何よ!スレてるのか?いやでもそんな感じじゃないし?
今の出来事がまだ整理出来ないまま、ちょっとばかしパニック状態のまま2投目。
1匹目・・・またゴミか。 2匹目・・・やっぱ喰えないのね? 3匹目・・・ゴミかぁ。 4匹目・・・ゴミだって。 5匹目・・・ふーん。 俺・・・ガ~~~ン!マジかよ。何が悪いんだ?やっぱスレてんのかな?でも、うーんなんだろ?
そして3投目はまったくの無関心。
更なる連投はマイナス効果と判断し、モヤモヤしたままなれど取りあえず時間を空ける事にする。
しかしなぜあんな反応の仕方をするんだろうか?警戒しているというよりは「ゴミじゃん」ってな仕草。
絶対的な自信があったパターンだけにショックもデカイ。
う~~ん?・・・・・・でもしょうがないか、これは次までの宿題としておこう。
次っ!虫ッ気が全く無いけど、取りあえずコカゲソラックスを摘み出す。これはどうなの?
むむむやっぱり、全員揃って全くの無反応。
そうだろうね、虫は出てないし、上も見てないし、食い気もないし、ちょっと警戒させちゃったし、はぁ~~~困ったね。
じゃあ次はバッタ君、なんとか頼むぜ。
おっとティペットが伸び切った、と、葦の陰から今までまったく気配も見せなかった黒に赤バンドのデカイヤツが飛び出してきて、ドラグの掛かり始めたフライにおっ!?下流を向いて、バッタ君に寄り添うように流下しながらラバーレッグをはぐはぐはぐはぐ、でお尻の辺りをかぷかぷかぷっとワンコのようにかじってあっはははは!!喰え!喰えっての!そのままガブっと行けってば!!あーあ残念!
まあしかし面白いモンを見させて頂きました、動画が撮れてりゃ100万アクセス確実!ってな驚きナニコレ映像デシタ。
でも今の騒ぎで全員更に警戒態勢の模様・・・やれやれ、沈んじゃったぜ。
時間を空けて連投してみるも、やはり駄目。
本当にもうしょうがねえなぁ・・・やれやれ、沈めるか。
で、あれやこれや時間を掛けて、黒ニンフにてようやくの1匹。
そして更に粘って2匹、銜えさせることに成功!
DragonTail 8Ft 4wt 2/1 T-0.61oz+B-2.96oz=3.57oz =101g
Quest! Graphite-Ferrules Hollow-built Four-sided Quad Bamboo Rod
北海道&海外用ロッド、ドラゴンテイルのカーボングラファイトフェルールバージョン。
今回はロッドテストも目的だから、走らせておいてパワーの許容量やベンディングカーブも見ておく。
カーボンフェルールのスッキリ感、パワーと軽さと粘り具合、なかなか良いんでないの~~~!(自画自賛!)
けどことごとくキャッチは失敗!
まいっか。
そしてその後あちこちさすらって、食い気のありそうな何匹かを発見し、カメちゃんを落とすもやっぱり何故か無視され、嫌われないように時間を掛けて色々試した結果、やはり一番人気は黒ニンフ。たまたまかなぁ?
しかしこの時のフライへの反応や仕草等から、とある仮説とヒントと戦略が・・・これも次回までの宿題だな。
とまあ、こんな新たな楽しみが増えていくのも荒雄の魅力の一つ。
更にさすらっての赤橋からの景色。
水量チョイ多目でチョイ濁目。ちなみに橋の上から見えた魚影は上流側にたったの1匹だけ。
下流側の深みにゴッソリ溜まっている・・・のなら良いんですがねぇ。
更に上から下までざっと見た感じでは、上流側は放流場所を変えて数量少なく、下流側は放流場所はそのままで数は多めに放流、って感じでしょうかね。
釣り人?うーん、午前中に2人?だけでした。
でもやっぱり、ドライでスカッと釣りたい!
って事で、増水気味で濁りもあり、ゴミも多いこんな暗い小雨の日には、デカバッタ君を結んで叩き下って行く事に決ぃーめたっと!
そして・・・
キタ~~~~ッ!
これはこれは、年長色白のお姉さんでした。
デタ~~~~ッ!
これは今日イチ!いぶし銀の年長さんでした。
そんなこんなで10月後半ともなれば、やっぱり荒雄はタフコンになっちゃうわけですよ。
でもそれが楽しいんだよね、これがまた!
さて何位?┐(^_^;)
2013/10/24 クリック!→この数値ならば、濁りが無ければ何とかドライでいける水位。
との事で、台風27号の雨で増水してまた暫らく駄目になってしまう前に、増水&濁り覚悟の荒雄C&Rエリアへ、ようやくのことで行ってきました。 気温12度 水温11度 無風 真っ暗ドンヨリの霧雨
幸いにも濁りは思った程でもなく、葦際に目を凝らすと・・・見える!早々に魚影発見。
逸る心を抑えつつ、リールからラインを5回ジージーと引き出し、ロッドのしっぽを岸際の葦へひょいと引っ掛け、水面下50cmに漂う魚の影をチラチラと横目で見ながらガイドにラインを通していく。
シーズン中もしょっちゅうやってる事なんだけど、ここ荒雄でだと雰囲気も気分もちょっと違って気が引き締まる。
特に今日は新作ロッドの本格的なテストデビューなのでまた格別だ。
久しぶりに張り替えた新品のマキシマ3X12Ftに、クレハシーガーグランドマックスの0.8を2Ftと、0.6を3Ftばかし継ぎ足して、ふぅ、と一呼吸。
しかしこういうのは家でやっとけよ!っていつも思うんだけど進歩が無い。
さて1投目はやっぱりカメちゃんかな。
心の中で(いや多分、顔にも出てるな)ニヤニヤしながらフライをティペットに結び付け、4・5匹見えている虹鱒の列の1mほど上流にカメ虫パターンをぽとりと落とす・・・おっ完璧!ティップ感も合格。
さぁ来い、なるべくデカイヤツ!
そしてカメムシフライが魚の列の先頭に差し掛かる、生唾ゴクリ。
1匹目・・・えーっと、ゴミか。 2匹目・・・喰えないの? 3匹目・・・ゴミなのね? 4匹目・・・ゴミなんだってさ。 5匹目・・・ふーん。 俺・・・ぇええええっ?!なんで、何でだよ?その表情って何よ!スレてるのか?いやでもそんな感じじゃないし?
今の出来事がまだ整理出来ないまま、ちょっとばかしパニック状態のまま2投目。
1匹目・・・またゴミか。 2匹目・・・やっぱ喰えないのね? 3匹目・・・ゴミかぁ。 4匹目・・・ゴミだって。 5匹目・・・ふーん。 俺・・・ガ~~~ン!マジかよ。何が悪いんだ?やっぱスレてんのかな?でも、うーんなんだろ?
そして3投目はまったくの無関心。
更なる連投はマイナス効果と判断し、モヤモヤしたままなれど取りあえず時間を空ける事にする。
しかしなぜあんな反応の仕方をするんだろうか?警戒しているというよりは「ゴミじゃん」ってな仕草。
絶対的な自信があったパターンだけにショックもデカイ。
う~~ん?・・・・・・でもしょうがないか、これは次までの宿題としておこう。
次っ!虫ッ気が全く無いけど、取りあえずコカゲソラックスを摘み出す。これはどうなの?
むむむやっぱり、全員揃って全くの無反応。
そうだろうね、虫は出てないし、上も見てないし、食い気もないし、ちょっと警戒させちゃったし、はぁ~~~困ったね。
じゃあ次はバッタ君、なんとか頼むぜ。
おっとティペットが伸び切った、と、葦の陰から今までまったく気配も見せなかった黒に赤バンドのデカイヤツが飛び出してきて、ドラグの掛かり始めたフライにおっ!?下流を向いて、バッタ君に寄り添うように流下しながらラバーレッグをはぐはぐはぐはぐ、でお尻の辺りをかぷかぷかぷっとワンコのようにかじってあっはははは!!喰え!喰えっての!そのままガブっと行けってば!!あーあ残念!
まあしかし面白いモンを見させて頂きました、動画が撮れてりゃ100万アクセス確実!ってな驚きナニコレ映像デシタ。
でも今の騒ぎで全員更に警戒態勢の模様・・・やれやれ、沈んじゃったぜ。
時間を空けて連投してみるも、やはり駄目。
本当にもうしょうがねえなぁ・・・やれやれ、沈めるか。
で、あれやこれや時間を掛けて、黒ニンフにてようやくの1匹。
そして更に粘って2匹、銜えさせることに成功!
DragonTail 8Ft 4wt 2/1 T-0.61oz+B-2.96oz=3.57oz =101g
Quest! Graphite-Ferrules Hollow-built Four-sided Quad Bamboo Rod
北海道&海外用ロッド、ドラゴンテイルのカーボングラファイトフェルールバージョン。
今回はロッドテストも目的だから、走らせておいてパワーの許容量やベンディングカーブも見ておく。
カーボンフェルールのスッキリ感、パワーと軽さと粘り具合、なかなか良いんでないの~~~!(自画自賛!)
けどことごとくキャッチは失敗!
まいっか。
そしてその後あちこちさすらって、食い気のありそうな何匹かを発見し、カメちゃんを落とすもやっぱり何故か無視され、嫌われないように時間を掛けて色々試した結果、やはり一番人気は黒ニンフ。たまたまかなぁ?
しかしこの時のフライへの反応や仕草等から、とある仮説とヒントと戦略が・・・これも次回までの宿題だな。
とまあ、こんな新たな楽しみが増えていくのも荒雄の魅力の一つ。
更にさすらっての赤橋からの景色。
水量チョイ多目でチョイ濁目。ちなみに橋の上から見えた魚影は上流側にたったの1匹だけ。
下流側の深みにゴッソリ溜まっている・・・のなら良いんですがねぇ。
更に上から下までざっと見た感じでは、上流側は放流場所を変えて数量少なく、下流側は放流場所はそのままで数は多めに放流、って感じでしょうかね。
釣り人?うーん、午前中に2人?だけでした。
でもやっぱり、ドライでスカッと釣りたい!
って事で、増水気味で濁りもあり、ゴミも多いこんな暗い小雨の日には、デカバッタ君を結んで叩き下って行く事に決ぃーめたっと!
そして・・・
キタ~~~~ッ!
これはこれは、年長色白のお姉さんでした。
デタ~~~~ッ!
これは今日イチ!いぶし銀の年長さんでした。
そんなこんなで10月後半ともなれば、やっぱり荒雄はタフコンになっちゃうわけですよ。
でもそれが楽しいんだよね、これがまた!
さて何位?┐(^_^;)
by koubouquest
| 2013-10-25 20:05