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~GO!GO! Fly Fishing!~

ヤレヤレだぜ

とにかくもう、どこにも魚がいません。(藪沢には去年の残りがいるんでしょうがね)
もう数年前からですが、解禁日にも関わらず県南の沿岸河川中流部には魚がいません
放流魚に頼らざるを得ない現状としては、放流されていない川で魚を釣る事は叶いません。

これが解禁2日目の気仙川の様子です。 ※新調したばかりの携帯画像、スバラシイ!

ヤレヤレだぜ_d0091323_10465162.jpg


ここは岩手県住田町気仙川、町中を流れる超人気ポイントの一つ。
解禁日に多くの釣り人で賑わう様子を伝えるために、当日各局夕方のニュースで流された場所なんですが内容は推して知るべし、釣り人は正直です。

通常ならばあと1ヶ月は多くの釣り人で賑わっている場所なんですが、もうだーれもいません、これぞまさに死の川、滅びの川、恐ろしい事だとは思いませんか?


解決策としてまずは、サービス・マナー・競争原理の働かない県の共通券を廃止し、各漁協は完全独立採算制とし、ある一定のレベルをクリアできない漁協については解散して頂く、って事でどうでしょう?鮎とその他も管轄を別けた方がいいですね。

釣る側としては多少不便ですが、魚がいない川をほっとかれるよりはマシです。魚のいない川を放置し、魚を放流しない漁協にカネは払いたくないんですよ、お客として。

それと、期間を無視して投網を打つ組合員がいる気仙川みたいな、投網を許可している漁協には、とにかく即刻共通券から外れて頂きたい! 更には、自分達の秘密のポイントだけに放流して仲間内だけでゴッソリ釣る、ってのも止めてくれ!

利権と保証金が絡み、高齢化し腐敗した漁協を解散させ、若い釣り人達で「地元にも喜んでもらえて儲かる遊魚組合」を立ち上げる、ってのが良いと思うんですよ。漁協の年寄りに、改革とかって言うまどろっこしい事はもう無理なんですよ。若い人達には知恵があるんです、金が無くても動くんです。

先進国ではそれが極めて普通の事で、自然(釣り)と商売が上手くリンクしているのをお手本に、全国に先駆け遊魚組合もしくはNPO法人を立ち上げて遊魚レジャーで地元アピールすれば、最も金の掛からない復興の手助けになる、と思いますがいかがでしょう。

名のあるメディア系の方とか釣具店さんなんかが先頭に立って、漁協解散署名活動とかしてもらいたいんですがねぇ・・・あ、ついでにC&R推進運動とかも。

とにかくもう、魚がいないから何とかしなくてはならない!ってのは、もうとっくの昔から皆さん分かってる筈なんです、釣りの未来が無いって事も。


解禁日を楽しみに県内外から集まり、朝イチから立ちこんだ挙句貧果(10人程でたったの2匹ですと?!)に終わり、川から上がって途方に暮れていた釣り人達に向かって放った軽トラに乗った地元釣り人(組合員?)の一言。

「なんだ、川見てばかりで釣らないのが?釣れねのだったら帰ってもいいぞ、おらたち地元の人間が後から全部釣ってやるからさ!ガハハ。」

全くもって話にならないとはこの事、こんな連中と昔はケンカもしましたが、もう笑う気力もありません。
※御意見ご感想はメールにてどうぞ。


川3本、上から下まで散々走り回ってようやく見つけた小さなライズ。
2012年3月1日(ヨメにスウィート10ダイアモンドを買わされましたぁ!やれやれ・・・)、たけちゃんの記念すべき1匹目(魚見えてないじゃん!)をニコパチ。
ヤレヤレだぜ_d0091323_104739100.jpg


自分の画像はデジカメ不調でちゃんと撮れず。


ヤレヤレだぜ。
by koubouquest | 2012-03-05 11:07