どうしましょうかね・・・・困ったな

いずれは書かねばならない事なので、書いてしまいます。
今年の岩手県沿岸南部の解禁釣況は・・・・。

・・・・私の釣り人生の中で、【過去最悪】 です・・・・。

ここ1・2年は上向くかな、と思われた解禁状況でしたが、今年は全くダメ。
私の釣り人生、ちょっと前に50年を超えてしまいましたが、最も悪い状況となっていました。

原因はやはり、昨年の台風10号の影響でしょう。

結構な増水であっても、水が引けばそこにまた何事も無かったように魚達は戻って来ます。
しかし去年の台風10号は、その想定を遥かに超えた激甚災害でした。

その台風がもたらした激流は、川岸や中州に生えていた葦や草木を大地から引き剥がし、土石流とごちゃ混ぜとなって激しくローリングしながら、何発も何発も怒涛の如く流れ下り、あらゆる生き物を圧し潰し、洗い流してしまいました。

その後、漁協によって幾何かの稚魚放流は行われました、がしかしこれまた、餌が少なくて寒くて生きる事さえ大変な冬の減水期に、あちこちで河川改修工事が行われ、その濃密となった泥濁りが魚達のエラに密着して文字通り彼らの息の根を止める事となり、奇跡的に生き残った僅かばかりの魚と共に、大半の稚魚もまた死んでしまったのでした。

つまり、上記の事象に当てはまる川には魚はいない、今後放流されたとしても生き残るのが難しい、という事なのです。
放流する場所、時期、サイズをしっかり吟味しないと、正に魚をドブに捨てる事にもなりかねないのですが、果たして・・・・嫌な予感しかしないのは私だけではないでしょう・・・・だって、アユがそうじゃんか!ねぇ。

この状況、流石にマズイと思ったんでしょうかね、ほんの数か所ですが解禁直前に成魚放流した所もあるようです。
「まだまだ居るけどもう釣れね、やってげや」
と譲られたそのポイントを、そーっと覗いて見てみると・・・・25匹前後見えますね。
※クリックで拡大します。

d0091323_14114649.jpg

しかしこの後ほんの2・3人の地元の釣り名人に通われてしまって、3日と掛からずに全てが釣り殺されてしまうんでしょう・・・・嗚呼残念無念、糞ッ垂れ!!


あ~~あ、気分を変えましょ。

大晦日に大慌てで巻いた#18~24の16個のミッジドライ。
材料費は全部で?・・・・600円ぐらい?安っ!!(CDC未使用)

d0091323_14113982.jpg


去年は200匹以上釣ってやっとこさ釣れて来たいわなちゃん。
今年はなんと、1匹目にご登場!解けましてオメデト~~~!

d0091323_14113634.jpg

だけどその後はやっぱり、ずっとやまめちゃんばかり。

こんなサイズばかりなんだけどさ、嬉しいんだよね~~~。

d0091323_14112914.jpg

小さなプールでライズ発見!魚影多数!!
しかし、見通しが良すぎて迂闊には近づけない。

d0091323_14112310.jpg

そんな時は、遠く離れて河原に座り込み、下流のヤツから順番に、優しく丁寧に引き抜いてぇ~~~~春先の柔らかい雪の中へ、ポトリ。

キョト~~~~ン?? ココハドコ???

d0091323_14111623.jpg

お?虫じゃん、と思って撮ってみたら・・・・。

d0091323_14111246.jpg

・・・・ありゃ?自分の巻いたフライでした。
この日は少しだけストーンフライが出ていましたが、本物は上手く撮れず。

条件が良ければ、もうこんな流れからでも飛び出してきます。
しかし水温はまだ4℃前後と冷たい。

d0091323_14105996.jpg



この日使っていたのは新作の764-4P、84g。
春先のチビちゃん達でも楽しめる様に、優しく滑らかな感触に仕立ててみました。

d0091323_14105535.jpg

7フィート6インチという長さも、4ピースであるという事も全く忘れて釣りに没頭できるロッドに仕上がっています。
是非お試し下さいませ。


これは、鵜住居川の中流域にある大渕に掛かる橋からの風景。
水面から4mはあろうかという高さの欄干を超えて、濁流に飲み込まれたようです。

沿岸河川の中流域は、何処も彼処もがこの様に破壊されており、「・・・・なんじゃこりゃ・・・・」と、只々佇むばかりナリ。

d0091323_14105062.jpg


もう既に行ってしまって落胆したという方もいるとは思いますが、備忘録の意味も込めて、以下に今年の解禁釣行の河川評価をしてみますので、今後の参考にしてみて下さい。
もちろん上から下まで全部見た訳では無く、春先のポイントや放流ポイントや過去実績のあるポイントに絞ってのリサーチです。
いずれどこの川も減水しており、水は澄んでいて川底まで良く見えましたが魚は・・・・。
※評価はあくまでも、私個人の感想です。
〇=魚がいます。 △=多少はいます。 ×=いません。

沿岸南部、北から
大槌川  △   人多し、中下流部は××
小槌川  △   人多し、中下流部は××
鵜住居川 ×× 魚影無し、笛吹峠は今後暫く完全通行止めです。
甲子川  ×   人多し、工事アリ、水無し、魚影薄。
盛川    ×× 工事アリ、水無し、魚影無し。
気仙川  ×   工事アリ、水無し、魚影薄。

内陸部、北から
小国川  △   人多し、立丸峠の短い方のトンネルは開通しています。
猿ヶ石川 ?   未釣行、市内を中心として東側の川は×、壊滅状態です。
達曽部川 △   人だらけ、ライズあり。
根田茂川 △   人だらけ、魚影アリ、低水温、道路に雪アリ。
稗貫川  △   人多し、魚影薄。
砂鉄川  △   ライズ無し、魚影アリ。

いやしかし、結構行きましたねぇ・・・・。
あまりの釣れなさ具合にヤケになってかなりの距離を走ってしまいましたが、5日間(1日はドライブのみ)走り回って40匹ちょいならまずまずでしょうか、例年なら2か月で回る量を一気に回ってしまいました。

釣ってるじゃん、とか言われそうですが、これだけ回ってこの量ですよ。
ズバリ言って、全く釣りの対象にならない区間は上記河川全体の60%以上になるのではないか、と危惧しています。

そんな憂いの中、釣れてくれたヒレピン天然魚ちゃん!
よしよし、良く頑張った!!!

d0091323_14104465.jpg

と言うか今回、ヒレ丸放流魚や中流域に棲む銀化ツマ黒は全く釣れて来ず、その殆ど全てが、色濃くぬるりとした野性味溢れるこんな魚ばかりでしたね。
思うに、そうでなければあの災害を降り越えられなかった、という事なのでしょう。


ついに来た!おおこれはでっけー!って、たった18cmの魚で大はしゃぎ出来るのも、この時期のフライフィッシングならでは。
他の釣りでは味わえないでしょうなぁ・・・・。


d0091323_14103924.jpg


いやしかし、何処も彼処も水は少ないし、魚はいないし、川はぶっ壊れているし、工事は続くだろうし、漁協はAHだし、釣れる区間だけには釣り人が集中するだろうし・・・・。


・・・・ってな訳で・・・・どうしましょうかね・・・・困ったな・・・・。



d0091323_14102528.jpg






【バンブーロッドのオーダー製作】 【フィッシングガイド】
のお問い合わせはお気軽に!まずは クリック⇒ 【メール】 からどうぞ!

自宅 0198-60-1282  
携帯 080-3320-0267
※平日の午前中と夜間は自宅へ。
※左耳が全く聞こえませんので、10回以上鳴らして下さい。

フィッシングガイド遠野Quest!
Quest!BambooRod
阿部まで!



にほんブログ村 釣りブログ フライフィッシングへさて何位? ┐(^_^;)



[PR]
by koubouquest | 2017-03-08 14:41