2015年 11月 08日
やっぱ、行ける時には行っとかなアカン!
11/5(木)にようやくですよ、やっとの事で行ってきました。
やっぱ、行ける時には行っとかなアカン! と言う事ですわ。
見るとすでに、中流部の対岸側では何人かがスタンバイ。
という事で今日も上流部から、今回はじっくりと攻めていく事にします。
前回は濁り気味で魚があまりよく見えなかったものの、今日の水色はクリアー。
ドピーカンでコカゲロウのハッチは望み薄なれど、反面魚は良く見える。
サイトフィッシャーとしては願ってもない好条件。
さてどうなりますやら。
早速対岸のブロック際に、水面を気にしながらゆらゆらと漂う魚影発見!
上流から回り込んでティペットを新品に結び換え、そうだな、フライはヘンハックルソラックスドライ14番で様子見しながらリールからラインをジージーと・・・ンガァ!!
とりあえずとテトラの際へフライをひょいと投げたとたん、どっかの誰かがいきなりガポン!とでちゃった。
一投目と言って良いかどうか迷うところだけど、とりあえず釣れちゃった。
嬉しい事に、狙ってたやつよりも一回り大きかったけれど、喰い付く至福の瞬間を見逃しちゃったのでちょっとザンネン。
そして狙いを付けていた本命君は、せっかく一発で出てくれたのにすっぽ抜け~~。
小さなユスリカにライズしたのが見えたので20番にチェンジしたからってのもあるんだけれど、脳ミソがまだ寝ぼけていたためにオートモードのまま腕が早合わせしてしまったのが原因。
しかしコヤツ、多分前回も同じようにやらかしちゃったヤツに違いないのであった、イカンなあ。
では気を引き締めて、次行ってみよ~。
少し下って行くと大きめのメイフライが水面を滑っていくのが見えたので、フライを14番のVポストソラックスにチェンジ。
そしてトロ瀬の表層をうろうろしていた砂色ちゃんにポン、これも一発で出た!
こっちはちゃんと遅合わせ。
ロッドテストを兼ねて、いつもより多めに曲げております~。
おやこれは、ちょっとかわいそうな片目ちゃんでございました、お大事に。
その後しばらく間をおいて1匹バラシの後にその下流にいた40弱君も追加。
しかしなんだか今日はいい感じ。
あまり期待はしていなかったのにコカゲロウのハッチもぽつぽつ見られ、それに加えて大小さまざまな虫も出始め、それにつられて魚も中層に定位し始めたようだ。
そして堰堤からの開き。
上下二人に挟まれつつ誰かがさっきまで粘っていたポイントで、なんとこれも1投目。
狙っていた大物の脇からいきなり飛び出してきて、横殴りにばっくりと喰い付いた。
デカいのを狙っていたのであまり大きく感じなかったものの、この画像で見ると50近くありますね。
使用ロッドは前回同様、DragonTail 904
赤帯が40cm、その上の黒線が50cmです。
本命のデブチン君には警戒されてしまったものの、その後もう一本、産後のお疲れさまを追加したところで見えていた数匹がベタ底沈黙モードに入ってしまった。
こうなるとドライではしばらく無理、見切りをつけてどんどん下って行く。
そしてその下のザラ瀬で出ました、ヒレピン100%ジモティー君。
サイズ的には40cm有るか無いかなんだけれど、これがまたえらい引く事ひく事。
手元まで引き寄せてから何度走られた事かって暴れるなっあ・・・・。
残念、野生の証であるキンキンに尖ったその尾びれを撮り逃がし。
しかしよくぞ大洪水を生き抜いた、偉いぞ。
更に下って赤橋のすぐ上流にある深瀬。
緑と茶色2匹の魚影を波下の石裏に発見し、見つからない様に、逆光になるように上流から対岸へと回り込み、Vソラックスをツーと流してやったら上の方の緑がふわりとすぐさま出たっ!
おおっと思ったよりも大きいぞ、しかも引くぅ~~~下るな~~~止まれ~~~。
いつもより多めに曲げておりますぅ~~~楽しい~~~。
本当は下流にいた茶色ちゃんの方が大きかったのでそちらを先にと思ったんだけれども、緑クンが思いのほか岸近くにいたために、止む無くこちらを先に掛けた次第。
ふぅ~~、やっぱ瀬付きの連中はやる気も食い気もパワーも段違い!
最高だぜい!
そしてまさか、5分も間をあけたら茶色ちゃんも食った!
もののこちらは残念、少々怪しんでいた分喰いが浅かったんでしょうか、首振り一発でフックアウト。
でもまあ瀬付きをドライで食わしたんだからそんだけで十分満足!
いや~~しかし立て続けのファイトで喉がカラカラ、しかもドピーカンでかなり暑い!
腹も減ったし、いったん上がってお昼にしましょ。
さて後半は赤橋からスタートし、下流へと向かう事にする。
そのすっかりと浅くなってしまった開きにいくらか魚影は確認出来るものの、ここでこの時間にドライではまず無理なのでパスしてさっさと下ります。
しかし半日も過ぎると、入れ代わり立ち代わり何人もの釣り人に攻められたせいでどの魚も川底べったり、午前中の、楽勝でツ抜けるかとも思われた快進撃はどこへやら。
下流部は、午後のハンガーストライキタイムとなってしまっていたのでした。
いやそれだけならまだしも、ルアーの恐怖がこびりついてしまっているのだろうか、はたまた太陽光の角度の加減だろうか、フライが落ちたその陰に驚いたりティペットが水面を切る光にびっくりしたりとかで、いずれもかなりスプーキーな魚が多く、このままずっとドライオンリーでは無理と判断、沈める事も含めてあれこれ手を尽くしていく事にする。
ここでまた一つ、荒雄川の宿題が出来ました。
「太陽光の角度と各時間帯における区間別ニジマスの活性の変化についての考察」
って感じですかね。
上記検証のために、次回天気が良ければ赤橋から釣り下ってみようと思います。
って言うか実はその区間はじっくり本気で釣った事が今まで殆どなかったんですよねぇ、いつも混んでて。
それからは大小様々なニンフを上流から流し込んでみたり、横に引っ張ってみたり。
大きなソラックスで水面を叩いてみたり、小さなカディスを躍らせてみたり、滑らせてみたり・・・・。
しかしいずれも喰わせるまでには至らず、沈黙の時間が過ぎていくのでありました。
それともう一つ、備忘録としてここに載せておきます。
それは、何年か前にドライで謎の大釣りした時の答えと、大小さまざまな羽虫が出た時の、大の方が多分、コレなんです。
エルモンヒラタカゲロウさんですね。
今回上流部でぽつぽつと見掛けてはいましたが、ようやく本体を捕らえる事が出来ました。
フライはそれにマッチングさせた、ヘンハックルサーフェイスドライです。
ドライとして誘い、ちょっと沈めて食わせる、ってフライです。
以前もそうだったんでしょうが、このエルモンさんがちょこっとだけでも出てくれるおかげで、ドライフライヤーは至福のひと時に浸れるのでありますよ。
ありがたやありがたや。
その後なんとか婚活闘争終了のボロボロ君や産卵終了のヒョロ長さんを追加しつつバラシ外しも織り交ぜて、辿り着いた大堰堤下流の深瀬。
ここぞとばかりに目を皿のようにしてじっくりと川底をサーチ。
そして念願のアヤシイ黒い影を発見!こやつもスゴイに違いない、生唾ゴクリ。
一発でとはいかなかったものの、ヘンハックルサーフェイスドライで水面を躍らせつつ何度か流してやったら、ついに辛抱堪らず飛び出した!
イエ~~~~イ!やったぜ、やっぱりアメリカ~~ンな気分なのだ~!なんでだ?
うぉおおおやっぱりすごい!
ザラ瀬を一気に下ったと思ったら、突然翻り上り返してきた!
上げてみればそうでも無いサイズなんだけど、流石は瀬付きのパワーファイター、サンキュ~~~です!
突然ですが、ここで漁協さんにお願いです。
バカデカデブチンの60クラスを釣りたいと願っている人間も確かに多いと思います。
しかしそれらはすぐ深みに引き籠ってしまい、釣り堀でやるような釣り方でないとなかなか釣れません。
そんな値が張る怪物君は他の釣り堀で釣ってもらう事にして頂き、瀬付きが良くて釣りが各段に楽しくなる血気盛んな40クラスの若者をよりもっと多く、そしてあちこち細かく分散させて放流して頂けないでしょうか?
安く収まり、数多く放せて、釣るのが楽しく、密猟者からも狙われにくくなるなど良い事尽くめと思いますが如何でしょうか。宜しく御願い致します。
そしてラストの青橋周辺はまたしても人だらけ、しょうがないのでさっきのザラ瀬に戻り40足らず君を追加してこの日は終了。
今回は気持ち良くたくさん釣る事が出来たけど、またしても気になる宿題が出て来てしまいました。
気が付けばシーズン2015年、荒雄川もあと僅か。
先の短い私の釣り人生、あと何回ここに来る事が出来るんでしょうねぇ・・・・。
やっぱ、行ける時には行っとかなアカン! と言う事ですわ。
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by koubouquest
| 2015-11-08 12:42