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岩手県 沿岸南部河川 解禁直前情報 


さて、解禁まであと2週間となりました。
まだちょっと間がありますが、岩手県沿岸南部河川の様子を見てきました。
岩手県 沿岸南部河川 解禁直前情報 _d0091323_1604595.jpg

結果から言ってしまうと去年と同じ、いやそれ以下かも・・・つまり、全く良くありません。

気仙川・・・水量普通、本流の人気プールを数箇所を見て回りましたが、ライズゼロ、魚の気配無し、ハヤさえ姿も見えませんでした。
甲子川・・・水量少なめ。上中流部の主だったプールを見て回りましたが、ライズは見つけられませんでした。河口部も鮭の姿は見えましたがそれ以外の魚影は鮭稚魚、マルタウグイ、ボラの子含め全く見られませんでした。
盛川・・・水量少なめ。下流部のプールを見て回りましたが、遂にライズは起こらず、気配もなし。

去年まではライズが無い無いと言いつつも全くのゼロではなくて、ほんの僅かながらもありました。しかし今年は本当に、遂にライズがゼロとなってしまいました。

虫っけが殆ど無かったので、様子見のその時だけライズしなかったって事も考えられますが、川面を覗き込んで見た限り魚の姿は見えませんでしたし、長年の経験で事前放流されていないなというのが実感です。
放流魚以外の、去年一昨年に誕生して今年から下り始めるはずの天然物のヒカリの姿さえ、全くこれっぽっちも姿が見えなかったのは本当に残念です。

それより何より問題なのは、小魚が居ない、ハヤの姿さえ全く見えない、川に生命感が無い、という事です。

これは何もこの近辺の川に限った事ではなく数年程前からでしょうか、内陸部の街中山村を流れる小川からもハヤがどんどん減っているのを実感していました。これは一体どうした事なんでしょうか?どんな意味を持っているのでしょうか?何か恐ろしい事が起こっているように感じるのは私だけなんでしょうか。

一つ考えられることは「水質」です。水質に何か重大な問題が起きているように感じて仕方ありません。川ゴケの変質や川虫の減少と共に水質汚染や酸性に強いあのハヤでさえ姿を消してしまっているのですから。
それが大気汚染によるものなのか、農薬や除草剤によるものなのかは分かりませんが、魚達の自然繁殖を阻む何か重大な問題が潜んでいるように感じて仕方ありません。
この辺は専門家の方達に本格的に調査して頂きたい所です、完全に手遅れになる前に・・・。

岩手県 沿岸南部河川 解禁直前情報 _d0091323_161316.jpg



さてどうしよう・・・困ったな。
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圏外脱出!只今低空飛行中
by koubouquest | 2013-02-15 16:04