2010年 11月 02日
開眼?
諸事情勘案すると、週末の29日を外してしまうと荒雄には暫らく行けなくなってしまう可能性があったため、性懲りも無く急遽行ってきました。
晴れ時々曇り、気温12度、水温9.3度、北の風2~4m、台風接近の影響なのか風がやや強いものの、気温水温水量水質共に申し分のない釣行日より。
後は、魚さえ居れば万事OK!報われる。
しかし券売所の情報では、10日程前に放流したもののあまり良い話は聞かない、との事。
事前に放流情報があったので結構期待していたのに、店主の曇りがちな話しぶりに出鼻を挫かれてしまった。
なんだかイヤな予感がしたが、まずは上流部のいつもの堰堤からドライを結んで釣り上がってみる事にした。
確かに放流ポイントと思しき場所では多少魚影が増えているようではあったが、全体としてはやはり少ない。
1時ごろからコカゲロウのハッチが始まったものの、なぜかライズを目にする事は出来ず、結局ドライで一回反応があったもののノーフィッシュ。
保険のため、折り返しからは沈めて釣り下る事にする。
時間とカネとニョーボー孝行貯金を使った挙句のボーズなんて、笑えない。
いた、先ほどドライを無視したやつの鼻先に、小型のニンフを上流からナチュラルに流し込んでやったら一発でヒット!
やれやれ、今回もドライじゃ無理みたいだ。
ヒレピンハンサムなパワーファイター。
◆Inprest 8’07” #4 3P・1T T9.0g+M25.4g+B74.0g=108.4g
Bamboo ferrules + Supercore + Nodeless + Quad Bamboo Rod
※今回持ち込んだロッドは北海道&海外用との事でオーダーを頂いたロッドのための試作品で、シダーコア構造
重さのあるニンフシステムでもバックスペースを気にする事無くシューティングスペイキャストが出来、今回の荒雄釣行ではストレス無く一日中振る事が出来ました、が、作るのがこれがもう大変!
なので、現在はこのロッドをコストダウンすべく、新設計新構造にて現在鋭意ニューモデルの製作中!リリース間近!!ご期待下さい。
だけど相変わらずコカゲロウのハッチはあるのに、なぜかライズが起きない。
試しにドライを流してみても、無視するどころか逃げ出す始末。
人影がある時は、安全確実な「いつものヤツ」じゃないと喰わない、って事らしいのだ。
しかも安全パイのエッグでさえも喰って来ず、これも一回喰って懲りた、って事なのだろう。
つまりは殆どのフライは経験済み、少数精鋭の彼らはIQも経験値も高い、って事なのだ。
その後ニンフにて数匹キャッチできたものの、フライをうまくローテーションさせないと素直には喰ってくれず、これが逆に引き金となってサイトニンフィングに大ハマリ!
いや~~、これはコレで十分面白いじゃん。(今更ねぇ)
サイトニンフィング開眼!って感じ?(ようやくかよ!)
by koubouquest
| 2010-11-02 12:11