2009年 10月 01日
2009 FINAL
ならば、最後は岩魚で締め括ろうと、山奥の溪へと向かってみたものの・・・。
1本目の溪、見覚えのある車が1台。
ん? しかしこれは通い詰めて釣り切ってしまう2人組みの車、最悪!
その溪の別の支流、行けども行けども要所要所に車。
平日なのに県外ナンバーもちらほら。
山奥の溪とは言え、メジャーだからしょうがないか。
山スジ変えて3本目の小溪、軽トラのじいさまが釣りの帰り支度。
「いね、釣れねでば、今日はきのご取りだな。」
ふぅ~ん・・でもその魚籠、重そうなんですけど?
気合を入れ直し、戻ってもう一度峠越えを目指す。
道すがら、居ないと分かっていつつも里川でちょっと浮気。
チビヤマメが3匹出ただけ。
雰囲気は最高なんだけどなぁ・・・。
4本目は沢、ボサが厳しいヒミツの小さな沢。
上流部に車無し、よし何とかなるはず。
入溪点で腰の曲がったバサマが畑仕事。
オラ「あ、どうも、こんにちは~。」
バサマ「あんだ~ さっきクマ出だがら、行がねほいじゃ。」
オラ「あら~・・・・ んだばやめどぎます~ どうもー。」
う~~~ん、 熊ねぇ・・・・・・・。
やれやれ、時間だけが過ぎて行く。
しょうがない、岩魚は諦めてもう一山越えてなじみの川にてお茶を濁す事にした。
幸先良く、山女が笑顔でお出迎え。
上流から秋の便りがぽつりぽつり。
今日イチ君は大暴れ!そのおっかない顔、撮りたかったなあ。
足元に秋色パッチワーク。
じゃあまた、来年。
岩魚、釣りたかったなぁ。
ありがとう、川の神様。
ありがとう、魚たち。
さよなら、シーズン2009。
by koubouquest
| 2009-10-01 13:03