2018年 05月 24日
放流するなら「5~6月に稚魚だけ放流」がベスト
ここ岩手県右下遠野近郊の水況としては、減水気味の川が多くなってきてこのままじゃヤバイなと思っていたところ、少し前に岩手全域にまとまった雨が降ってくれたおかげで何とか息を吹き返したという感じです。
釣況としては、沿岸部の東の川が台風10号の影響で平板化してポイントが減り、そして未だにあちこちで工事が行われている関係上全く良くなく、西の川はまだ十分に雪代が引かず、南の川は少し前まで減水気味だった事が影響してか、ここ1か月は遠野の川に釣り人がどっと押し寄せ、もともと少なかった魚が更に減りそしてスレてしまった、と言状況になってしまいました。
漁協の放流もぽつぽつとされてはいますが、その場所も数も回数も激減しており、さらには、マッチポンプの焼け石に水のイタチごっこの繰り返し・・・・何をやっているのやら・・・・デス。
そこで!!!!
【放流魚の全てを、6cm前後の稚魚だけ、エサの豊富な5~6月、少しずつ広範囲に放流する】
と言う事にするだけで、「相当な効果が表れる」はずですが如何でしょう。
なぜならば、成魚はすぐに釣られて殺される、成魚は高い、臆病なので移動しない、集団のまま成長しない、ひれが弱くて洪水を生き抜けない、弱っちいので年を越せないやつが多い。
対して稚魚ならば、餌釣りが釣りにくい、釣る気にならない、稚魚は安い、大量に放せる、放流時の容器移動が楽、川で育つ事で強くなる、経験を積んで越年生存率が高くなる。
更に5~6月は、餌が豊富なので生存率が上がる、成長が速い、釣り人が歩きまた梅雨の雨で広範囲に散らばる。
と言う事で、放流するなら「5~6月に稚魚だけ放流」がベストと思いますが如何でしょうか、是非検討実行の程、お願い申し上げます。<(_ _)>
また禁漁前に、ツジツマ合わせ?の稚魚の大量放流を見た事がありますが、食べ物が無くて、水温が低くて、減水し、工事の泥濁りが流れて来る冬の時期に放しても無駄な事は分かっているはずです、弱っちい成魚でも同じです、止めて下さい。
そして未だ工事が行われて泥濁りになる川に、これから稚アユを放流しようとしている訳ですが・・・・大人の事情か欲望か無知か無能なのか分かりませんが、育たない予測が出来る状況の川へアユの放・・・・ま、いいや。
アユを復活させるために最初に出来る事、「強力な除草剤と農薬(殺虫剤)の使用を無くせ」と言うのは無理でしょうから、まずは「サケを最上流部に昇らせる」事になろうかと思いますが・・・・それはまたの機会に・・・・。
ロッド製作の方はと言いますと、実は滞っておりまして、リールシートフィラーを4月に仕上げてから足踏み状態。
今後リールシートリングを量産してトンキン加工に入るまで、まだ暫くかかる見込みな訳でありまして・・・・ガンバリマス!
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阿部まで!
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by koubouquest
| 2018-05-24 18:14